ごあいさつ

 当協会は平成17年2月の創立30周年を機に、往時の役員を中心に任意団体からNPO法人化を目指し、同年8月にNPO法人として発足しました。そのころは「渋谷区民(在住・在学・在勤者)の、サッカーの普及および振興を図り、心身の健全な発達に寄与すること」が目的でした。

今日までを顧みますと、2002年W杯日韓共催以降サッカーへの関心の高まりを機に、小学生青少年育成、高齢者の生涯スポーツ、団体の組織化、区民大会等の運営、指導者の養成、審判員の充実などサッカーの普及や振興を通して健全な地域づくりという、公益推進に寄与すべき役割と責任が増してきました。これらへの対応には事業の質の向上、長期的・計画的な視野、組織の整備、対外的信用力、財務的基盤の安定が必要であり、それには法人化をして活動するのが最適であるとの結論に達しました。また業務内容もサッカー現場の仕事が主で、ボランティア型の形態で運営されていたことも大きな理由でした。

NPO法人になってからは法の趣旨に基づき、社会貢献はもちろん「年齢、性別、国籍を問わず広く市民を対象とする」ことになりました。協会の目標はNPO法の目的や理念の達成です。今後カテゴリー数も増えることも考えられ対応も必要になります。そして感染症への備えも万全でなければなりません。今までもたくさんの方々のお力添えがありましたが、これからも常に感謝の気持ちと設立時の初心を忘れず、皆様方のご意見を謙虚に受け止め、目標、課題に向けて社員一丸となり進んでいきたいと願っております。

2022年4月吉日

特定非営利活動法人渋谷区サッカー協会
代表理事 宗宮震太郎

Shibuya Football Association