昨年に続き、神津島サッカー協議会と親睦を目的に神津島を訪問しました。
第1日目(8月24日・土)
総勢8名(1名は熱海よりジェットフォイル)の訪問が始まる。調布飛行場にて新日本航空の19人乗りのセスナ機に搭乗。
あいにく台風の影響なのか曇り空。
それでも大島はじめ各島の雄姿ははっきりと見える。10時40分の離陸から約40分後に神津島空港に。
サッカー協議会の出迎えを受け島の中心部へ移動。残念ながら今回の訪問メンバーは参加者が少ないため、サッカーでの交流はなし。
村役場のマイクロバス(3日間の移動すべてにお世話になった)で各名所を案内される。
赤崎海岸へ。波が大変荒かったが大きな岩に阻まれ入り江内はうねりも小さい。飛び込みや磯遊びができるので、この時期では唯一の賑い地。
神津島温泉へ。塩泉質でまったく海水と同じ。観光客も少なくなった今は地元の人もゆったり。体も温まり宿舎へ。
宿舎をはじめあらゆる場所が、2月の親善大会で来訪の神津島チームの方が関わってるので、顔見知りの選手たちとの再会の挨拶がにぎやか。
夜は協議会の歓迎会に出席。2時間余りの楽しい交流のなか、協会からのお土産を渡す。
第2日目(8月25日・日)
朝早くから各人が、それぞれ思い思いの時間を過ごす。5時に起きて天上山を目指す者、朝釣りにでかける者、ゆったり朝根を楽しむ者等々。
それまで曇り空だったが、登山組が帰ってきたとたん大雨に。この運の良さは。お昼のジェットフォイルで帰る2名を多幸湾まで見送る。
大波のためいつもの前浜埠頭に接岸できなくて、山を越えた反対側の多幸湾まで行かなくてはならないのだ。
お昼から雨も降りだしたので、急きょ地元のソフトバレーの選手の皆さんの歓待を受ける。
我々も他スポーツ交流に興味津津参加する。彼らは東京国体のデモンストレーションとしてソフトバレーボール大会に島の代表として出場するそうだ。
ちなみに東京国体では神津島はビーチバレーボールの会場とのこと。そういえば前浜にコートを建設中だった。
結論。どんなスポーツもはたから見たイメージと違い戦術、技術何を見ても奥が深く、スピードや厳しい動きはスポーツ共通のものと思う。
女性2名男性2名という基本ルールから教わり試合形式まで、競技の理解、習得に時間がかかったが約2時間思いきり汗を流す。身体もリフレッシュ、気持ち良い汗を流し
て貴重な経験をしました。最後はなんとか頑張ったが、経験の差で本気を出されたら歯が立たず。上記大会ではチームの皆さんの活躍を期待しております。
試合後は温泉で汗を流し宿舎へ。雨も小ぶりになり明日は晴れの予報で、期待を持たせてくれる。
第3日目(8月26日・月)
神津島村役場を訪れ、村長を表敬訪問。村の三役の出迎えを受けてしばし懇談。16年間の交流を踏まえて、両サッカー協会の今後の交流を約し訪問を終える。
この日も天気予報もはずれ曇り空の天気。多少の風はあったが、神津の秘境と呼ばれる千両池へ。今年の神津島の観光宣伝ポスターになっているほどの風光明美な所。
漁船をチャーターして前浜から出航。大波のうねりを乗り越え神津島の遠景を楽しむ。
20分ほどで岬状に突き出た崖に囲まれた、100メートル位の円形状の入り江に着く。
ここは岩礁が外からの荒波を防ぎ鏡の面ような穏やかさ。あまりの違いに一同びっくり。
船を止め各々海に入りダイビング。透明度の高い水の中、名も知らない魚と遊泳する。
これで陽光があったら何も言うことなし。遠い海に行かなくても身近にこのような美しい海があるとは。今まで知らずにいたのが残念。
名残惜しいが身体も冷えてきたので1時間ほどで帰港。温泉に入り暖をとる。これで当初予定の日程は終了。後は帰りの飛行機まで時間をつぶす。と言っても時間もあるの
で早速釣りを楽しむ。釣果も十分だったが、大物も全て海に帰す。良い思い出とともに満足感に満たされ帰京の途に。
この三日間の行動を計画して全てにつき合ってくれた土谷さん、また石田さんもお仕事(石田さんはダイビングショップを経営)をほっぽり出して?お相手をしてくれました。
お二人には心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。